みなさん、こんにちは
企画書、資料・営業ツールの作成、名刺デザインにパワポチラシの制作etcとパワポを使って仕事をしている私のところには、様々な仕事や相談が舞い込みます。
その中でよくご相談いただく内容について事例を交えて、その対策となるアイディアをご紹介したいと思います。
私の経験則からあなたのパワポ表現向上のヒントにお役に立てば嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
与件:扉ってなあに?何を作ればいいの?
初めて企画書を作成しました。上司に企画書のチェックを受けたところ「扉を入れて内容ごとにまとめるように」と言われました。
その場では「はい」と言って切り抜けましたが、「扉」の意味がわかりません。
何をどう作ればいいのか教えてください。
なるほど、これはどちらかといえば業界用語。はじめての方には聞きなれない単語かもしれませんね。
試しに辞書を検索してみましょう
とびら【扉】
1.
回転させて開くしかけの戸。開き戸の戸。
2.
書物の見返しの次にあるページ。また、雑誌の本文の前にある第一ページ。書名・著者名などを記すところ。
もうお分かりですよね。
企画書の扉とは 2.の「本文の前にある第一ページ」と同等の意味になります。中扉(なかとびら)という言い方をする場合もあります。
▲なので、こんな感じのページです。
それでは早速、与件と検討点を整理してみましょう。
・依頼内容:扉の付け方とデザイン
・使用用途:企画書(社内用)
<補足>
*依頼者は企画書作成の初心者
では、扉の作り方をご紹介しましょう!
内容理解を促す演出
内容のポイントをイメージさせる
以前、企画書はメッセージであり、ストーリー立てて構成することが大切であることを述べさせていただきました。
文章を書く時、「起承転結」 「第1章・第2章・・・」のように述べたいことをコーナーごとにまとめて構成していると思います。
例えば、提案企画書であれば基本的な流れとしては
①現状把握からの課題提言
②目的と全体像
③ 具体的内容
④ スケジュール
⑤ 収支計画
⑥ 効果見込み
となるかと思いますが、この①~⑥のそれぞれ一番前のページにつけるのが「扉(とびら)」です。第2・第3の表紙ともいえ、要は「これから述べる内容はこんなことです」ということを伝えるページです。
書籍を参考にするとわかりやすいかもしれませんが、表現方法は基本的にシンプルで、文字だけのもの、内容がイメージできる写真や挿絵イラストを活用したものなどが主流です。
ですので作り方といっても特別な技術の必要はなく、次ページからの内容やポイント、イメージが演出できれば問題ありません。
例えばスマホの話をしようとする時スポーツの写真を使用するよりビジネスシーンやアプリのロゴを見せた方がイメージしやすいですよね。イメージが浮かばずちょうど良い写真がない時などはムリして背景を入れる必要もありません。あえて意味不明なイメージを使って興味を持たせてページをめくらせる工夫もあるようですが、やはりシンプルに「伝わる」方がしっくりくると思います。
それではいくつか事例をご紹介するので参考になさってください。
<事例&アイディア>
■簡潔シンプル扉
■BOX・イラスト活用の扉
■パターンを活用した扉
■イメージ画像を活用した扉
いかがですか?
あまり気負わずシンプルに考えればいいんですね。
凝り性の方は自分なりのデザインを模索してみてください。企画書に個性を持たせることやキレイなデザインは潜在的に読む気と信頼感が増幅するとも言われています。がんばってください。
いずれにせよ資料を見る側・プレゼンテーションを受ける側の立場や気持ちになって「思いが伝わる」スライド作成することが一番大切なことだと私は考えています。
「見栄えより思いを伝える」
を優先して発想してみてください。
あなたなりのデザインがきっと見つかるはずです p(^^)q
【パワポで自作シリーズ】はコチラもご覧ください
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いかがでしたか?
本サイトは、初心者の方を含め、誰にでもまかりやすい表現を目指しています。本文中でわかりずらい言葉などがありましたらご遠慮なくコメントをいただけましたら幸いです。
より良い記事にしていけるよう改善修正させていただきたいと思います。
よろしくお願いいたします。