今回のテーマは「ラフスケッチを作ってみよう!」です。
タイトルや本文、説明文、文章や画像などの準備ができたらまずは「ラフスケッチ」。ラフスケッチとは、大まかな下書きや概略図のことをいいます。印刷やデザインの業界では縮小見本の意味で「サムネイル」ということもあります。
準備段階であなたが用意したタイトルや文章・写真・イラストなどを、紙面にどのように配置していくかを簡易的に具現化します。
ちょっと難しそうですが要は下書き案ですから、いくら ボツ(没原稿)にしたって問題ありません。
気ラクに何案かイメージしてみればいいんです。
ですので、ここでは紙とペンで十分。いたずら書き気分でメモ紙でもチラシの余白にでも自由に書き込んでみましょう!
「とはいっても・・・」
ですよね。
それでは、簡単な コツ をひとつ。
あなたは今、洋服を買いに行ったとします。 洋服店の入り口に立って店内のフロアを眺めてみてください。
まず、入り口で目に入るのが店名の看板やマネキンのディスプレーです。これによってこの店舗が何屋なのかが一目瞭然にわかります。
店内に入ってみましょう。
まずはお店1押しのトレンドファッションかバーゲン品といった目玉商品が目につきます。一番販売にチカラを入れているところですからキレイにディスプレイされ、洋服を着た時のイメージがより鮮明になっています。また、特別コーナーとして紅白の幕が引かれていたり、POPやポスターがあったりして、買い物が楽しめるようにワクワクする仕掛けがされています。
さらに奥に進むと上着、下着、帽子、ファッション小物などがコーナごとにきちんと陳列されています。
そして、帰りがけに寄るのがレジですよね。
ザッとこんな感じです。 イメージできましたか?
それではこのイメージをそのまま紙面に置き換えてみましょう。
こんな具合です
さらにフィッティングルームが欲しいとイメージしたなら写真の部分を小さくしたり文字の位置を変えるなどしてスペースを設けます。
こんな風に思い通りに配置を考えてみるだけでいいんです。気に入らなければパソコンで制作する際に後からいくらでも修正できますからご安心ください。
この時点では、「どの素材をどの順番と配分でどこに配置するかの想定」 がわかればよいので、文字やイラストを書き移す必要もありません。上の例に例えると用意した素材に番号を振ってご自身がわかるようにしておくだけでもOKです。
こんな具合です
これで、実際にパソコンに向かうための下準備は完了です。
◆◇ 筆者後記 ◆◇ いかがでしたか? 人が集まる店舗は買い物の動線を意識しながら店内をくまなく回っていただく工夫がされていますのでとても勉強になります。毎日の買い物もちょっと意識を変えるだけでヒントはたくさん見つかるものです。 ご紹介したのはあくまでも一つの方法ですべてではありません。あなたのライフスタイルの中で役立ちそうなものを探してみましょう!