パワポ チラシの作り方

チラシの作り方11:ターゲット と 用途を再確認しよう!

今回のテーマは「ターゲット と 用途を再確認しよう!」です。

さあ、いよいよ実際の作業に入ります。

作業を進めていくと、様々なことに気づいたり、思いついたりします。
そして、アレもコレもと欲が出て盛り込んでいくうちに完成間際には、肝心な主題や誰に向けてのメッセージかがボケてしまったり、チラシではなくてカードで十分だった・・・という制作者の負のスパイラルに陥ってしまうケースも少なくありません。

そこで、ソフトでの制作に向かう前に

 

趣旨のボケや情報過多を未然に防いで、ブレのないものを仕上げるために、ここでもう一度「ターゲットと用途」について再確認しましょう。

ターゲット

あなたがメッセージを送りたい相手、またはチラシを見ていただけると思われる人。
性別、年代、友人・知人、距離感(親近感)などにより、より伝えやすいテイストの紙面をつくります。
たとえば、女性にはやさしくかわいいデザインを、親しい人に向けては堅苦しくないものを、目上の方には失礼のないものを、不特定多数の方に向けての場合は汎用性の高いシンプルなものを、という具合です。

用途

あなたの伝えたいメッセージを、手渡しで配布するのか、探し物や募集のように掲示板に貼り出すのか、郵便で送るのか、招待状や引換券のように双方向性のあるものか、プラカードのようにゲーム等で使用するのか?
これらの用途に合わせて、サイズや紙質などをもう一度考えてみましょう。
ターゲットと用途が再認識できれば制作の途中でブレることはありません。

大事なことなので何度も書きますが、「見てくれるはず、読んでくれるはず」を前提とせず「どうしたら見てもらえるか? 読んでもらえるか?」を工夫することが重要です。
そうすることで適正な内容やサイズが明確になります。

◆◇ 筆者後記 ◇◆
いかがでしたか?

気の知れた仲間同士のお知らせチラシならここまで考える必要はないのでしょうが、店舗の顧客や自治体の活動で不特定多数の方に向けてのチラシづくりは、やはり頭を使いますよね。
考えれば考えるほどフリーズしちゃいます。そんな煮詰まった時こそ、原点に戻ることは大切なことです。
頭を整理して内容をスッキリさせることで、受け手の方にも伝わりやすくなります。

より良い仕上りのために「原点回帰」何度でも思い返してください。

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