今回はスライドマスターで作ったフォーマットを指定した特定のスライドにだけ反映させない方法についてまとめてみます。
スライドマスターの裏ワザ
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▷背景デザイン(フォーマット)の非表示
複数のページ(スライド)にわたる企画書や資料を作成する時、スライドマスター上でフォーマット化されたデザインを使うのはとても便利なのですが、反面、フォーマットにとらわれず画面をめい一杯大きく全体を使いたい時などには邪魔になったりする場合もありますよね。
そんなときの対処法をご紹介します。
スライドマスターの反映を使い分ける
まずは、スライドマスターで下記のようなフォーマットをデザインしてみました。
▼表紙
▼本文
3ページ目(本文の2ページ目)を作ってみます
「ホーム」タブ >リボン内 「スライド」 >新しいスライド をクリック
▼本文用の同じフォーマットのスライドが追加されました。
ですが、このスライドには全体に画像をひいて周囲の余白に白地を生かしたいと思うのでフォーマットされたデザインを非表示にしたいと思います
左サイドバーの「スライド」タブ もしくは 作業中のフォーマットデザインを非表示にしたいスライドの上で右クリックして、メニューBOXが開いたら >背景の書式 をクリック
「背景の書式設定」のメニューBOXが表示されるので、「背景のグラフィックを表示しない(H)」に 「✓」 し 「閉じる」 をクリック
▼虹のイラストがついたタイトル周りのラインと下層部のラインが消えてテキストBOXだけが反映されています。
この時、テキストBOXの書式はスライドマスターで設定した状態のままなのでそのまま使うことも、書体や文字の大きさを変更したり削除することもできます。
このスライド上に内容をレイアウトすればこの通り
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フォーマットにとらわれることなくデザインできます
実はパワポには何通りもの同様な機能が備わっています。下記の方法でもスライドマスターに左右されないスライドを挿入できるので合わせてご紹介させていただきます。
4ページ目(本文の3ページ目)となるページに白紙のスライドを追加したいと思います。
ホーム」タブ >リボン内 「スライド」 >新しいスライド▼ をクリック
レイアウトの見本のようなメニューBOXが表示されますので 「白紙」 を選んでクリック
下図のように簡単に白紙のページが追加されました
作業を進めながら試行錯誤する中で「裏ワザ」を見つけていくのもパワポの楽しみであり、作業効率をアップさせることにつながります。
みなさんも、いろいろ試して裏ワザを見つけてみてくださいね。
スライドマスターについてはコチラもご覧ください
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いかがでしたか?
本サイトは、初心者の方を含め、誰にでもまかりやすい表現を目指しています。本文中でわかりずらい言葉などがありましたらご遠慮なくコメントをいただけましたら幸いです。
より良い記事にしていけるよう改善修正させていただきたいと思います。
よろしくお願いいたします。