今回のテーマはチラシやカードで伝えたいことを書き出してみよう!です。
「これは何のチラシ?」「参加してみようと思ったけど、場所が書いてない(泣)」「問合せしたいけどどこが主催しているの?」
など、せっかく興味が湧いても肝心な情報が抜けていたり、見づらかったりでイライラしたことはありませんか?
これは作り手の中で情報が溢れて、作者が何を書いたか途中で見失ってしまったことに起因することが多いようです。
伝えたいことが沢山あり過ぎることで情報過多になって読みづらくなってしまったり、主題がボケたり・・・。
あるいは仕上りサイズのスペースの問題で文字を小さくし過ぎたり、情報を間引きした結果、大切な部分が漏れてしまったり・・・。
作り手は頭の中で理解できていても、初見の受け手には予想外に伝わりにくいものとなってしまうこともよくあります。
そこで、作り始める前の情報整理はとても重要です。
【 ポイント 】 5 W 1 H を意識して情報整理 ■ いつ (When) ■ どこで (Where) ■ だれが (Who) ■ なにを (What) ■ なぜ (Why) ■ どのように (How)
誰もがわかっている文章の基本ですが、コレってとっても大事。
例えば、お誕生日会のご案内状であれば
・いつ(When)・・・・・・・・・・・・・開催日時/開場・散会予定時間
・どこで(Where)・・・・・・・・・・・・会場
・だれが(Who)・・・・・・・・・・・・・主役や参加メンバーの紹介など
・なにを(What)・・・・・・・・・・・・・会の趣旨、概要内容
・なぜ(Why/目的に置き換えて)・・・・・・〇歳の誕生を祝うため
・どのように(How)・・・・・・・・・・・・出し物、寄せ書きのお願いなど
これに加えて、主役の写真や会場までの地図、イラスト、絶対にはずせないメッセージなど伝えたい要素やパーツを全~部まとめて整理してみましょう!
これで、情報漏れの確認もできます。
◆◇ 筆者後記 ◆◇ いかがでしたか? 作り手は一旦作業に入ってしまうと、夢中になり過ぎて周りが見えなくなっちゃうなんてことも多々あります。 時にはもう一人の冷静な自分が検閲者となる意識を持つことも仕上りをより良くするための工夫かもしれません。 とはいっても、一度 頭を冷やすのは簡単なようで難しいですよね。 そんな時、私は酒に慰めてもらうんですが・・・(笑) 何ごとも根を詰め過ぎず、疲れたら一息ついてオーバーヒートには気をつけましょうね!