今回のテーマは「PPTの基本操作③ レイアウト [素材の配置]」です。
まずは「文字(コピー)」類。
既存のソフト(ワードやPCのメモ帳・サクラエディターなど)で作成済みのコピーをパワポに転記します。
【手順①】 「ホームタブ」の「図形描画」内の「テキストボックス」の中から 縦書き or 横書き を選びます。
【手順①-2】 または 「挿入」タブの「テキストボックス」の中から 縦書き or 横書き を選びます。
【手順②】 作業エリアに 「†」 が現われたら左クリックでカーソルを 「+」 にしたまま左右上下にドラッグしてBOXを広げます。
【手順③】 ワードなどの他のソフトで作成してある素材の必要な部分を 「ドラッグ&コピーして BOX内に 貼付け」 ます。
コピーのご用意がなく、その場で考えたい方は、このBOX内に直接「文字(文章)」を入力してください。
次に骨格となる「配置(並べる順序)」を決めてみましょう。
ここでは大きさや色を気にすることなく、ラフスケッチと同様の位置に正しいコピーが配置されるように注意して置いていきます。
▼このようにラフスケッチとコピーに番号を記入すると作業がラクになります。
ラフスケッチを見ながら出来上がった背景に素材をざっくりと上置きしてみます。
こんな感じです。
背景が黒いため文字が読めなくなっている部分もありますがここでは気にする必要はありません。
次に写真画像やイラスト類を用意します。
ラフスケッチの「A」の場所に置いてみましょう。
できました!
パワポのルールとしてレイヤー(重なり)の順序は、最新の作業素材が最前面に重なるようになっています。あとからでも順序は変えられますので思い切って配置してみてください。順序変更の方法は次回以降の講座の中で追々ご説明させていただきます。
これで、ラフスケッチからの「大枠づくり」の作業は終わりです。
次回からは、メリハリをつけ、着色をする など、体裁を整えていきましょう!
いかがでしたか?
美しい絵画も一瞬で完成するわけではありません。デッサンして、下書きをおこして修正しながら整えていく作業は不可欠です。
初心者の私たちは伝えたい思いを込めながら基礎固めをしていくことが一番の近道。
これまでの講座では、家を建てることに例えるなら 「基礎工事の段階」 が終わるところまでを学習しました。
いわば、決して派手ではないけれども手抜きをすると後で苦労してしまう大切な部分です。
苦労の大きい分、完成の喜びは替え難いものとなるでしょう!完成まであと少し!がんばりましょう!