今回のテーマは「PPTの基本操作④ 文字の加工」です。
ラフスケッチに合わせて配置が決まったところで、次に「文字」を加工してレイアウトに変化をつけましょう!
【おさらい】 復習したい方はこちら⇒「PPTの基本操作③ レイアウト [素材の配置]」
1) 書体(フォント)
2) 大きさ
3) 色
4) 変形などの効果
それでは順に作業してみましょう!
まずは、
1)書体の変更です。
【手順①】 作業エリア内の文字や文章を 転記 または 入力したテキストBOXを左クリック。
「ホーム」タブ ⇒ 「フォント」エリア ⇒ 「フォント」の「▼」を左クリック。
【手順②】 BOX内のサイドバーをスクロールしてお好みの書体を選んで左クリック
書体が変りました!
他の文字やコピーも同様に書体を変更します。
全体が整ったところでバランスを見ながら再度変更もできますので、ここでは明朝体、ゴシック体、ポップ体など特徴のイメージが再現できる書体を見つけることが大切です。
2)文字の大きさを変えましょう!
【手順①】 作業エリア内の文字や文章を 転記 または 入力したテキストBOXを左クリック。
「ホーム」タブ ⇒ 「フォント」エリア ⇒ 「フォントサイズ」の「▼」を左クリック。
【手順②】 BOX内のサイドバーをスクロールしてお好みの大きさを選んで左クリック
大きさが変りました!
文章中の特定の文字だけ大きさを変えることもできます。
その場合は、テキストBOX内の大きさを変えたい文字をドラッグして同様に級数BOXから文字の大きさを指定します。
こんな感じです。
3)文字の色を変えます!
【手順①】 作業エリア内の文字や文章を 転記 または 入力したテキストBOXを左クリック。
「ホーム」タブ ⇒ 「フォント」エリア ⇒ 「フォントの色」の「▼」を左クリック。
【手順②】 BOX内のパレットからお好みの色を選んで左クリック
「お誕生日会」の文字が「白色」に変りました!
このように文章中の特定の文字だけ色を変えたい場合は、テキストBOX内の色を変えたい文字をドラッグして同様に色パレットから文字の色を指定します。
こんな感じです。
太い文字であれば、パレット以外にもその他の色で半透明やグラデーション、パターン、テクスチャの利用などができますが、まずは基本色を使いこなしてみてください。
微妙な色指定や色調整は別の機会でお伝えしたいと思います。
4) 文字に変形や影などの効果をつけてみましょう!
まずはシンプルにフォントを「正体」から「斜体」に変えてみましょう。
【手順①】 作業エリア内の文字や文章を 転記 または 入力したテキストBOXを左クリック。
斜体にしたい文字をドラックしてマーク。
【手順②】 「ホーム」タブ ⇒ 「フォント」エリア ⇒ 「斜体」ボタンを左クリック。
選んだ文字だけが斜体に変わりました。
紙面に変化をつけるために一部の文章を曲線にしてみましょう。
【手順①】 作業エリア内の文字や文章を 転記 または 入力したテキストBOXを左クリック。
「書式」タブ ⇒ 「ワードアート」エリア ⇒ 「文字の効果」の「▼」を左クリック。
【手順②】 「変形」 ⇒ 「枠線に合わせて配置」で 曲線を選んでみます。
【手順③】 ラフスケッチを参考にしながら、四隅の「□」と緑の「●」を左クリックでドラッグしながら左右上下に動かしお好みの位置に文字が並ぶように曲線を仕上げます。
こんな感じです。
文字が曲線になって動きが出てきました。
せっかくなのでもっと遊び心を加えてポップな感じにしていきたいと思います。
【手順①】 作業エリア内の文字や文章を 転記 または 入力したテキストBOXを左クリック。
「書式」タブ ⇒ 「ワードアート」エリア ⇒ 「文字の効果」の「▼」を左クリック。
「光彩」 ⇒ 「光彩の種類」で お好みの効果を選んでみます。
そしてできたパーツをきちんと配置すると
こうなります!
今回ご紹介したのは基本的な作業のやり方です。
例えばテキストBOXや図形を作成すると追加される「書体」タブには「ホーム」タブから書式設定に役立つボタンがピックアップされて配列されますので、どちらのタブからでも同等の作業ができます。
使いこなし方次第で同じ目的の作業でも様々な入口から作業することができます。
◆◇ 筆者後記 ◇◆
いかがでしたか?
実際に文字を加工してみると読みづらかったり、書面が文字だらけになったりしていませんか?
ココも、ココもと強調していくうちに、多くの書体や大きい文字などであふれてしまう失敗は初心者には多いものです。
たくさんの書体を使い過ぎると統一感を損ない読みにくいモノに仕上がってしまいます。テーマとなる書体をひとつ決め、紙面内で文字の大小のバランスを整えたあと強調すべき文字を決めて加工していくのがコツです。
PC作業の場合、複写(コピー&ペースト)が簡単にできるので、慣れるまでは同じ文字構成で何パターンか作ってみるのも良い方法です。