今回はどの種別にも属さない「特色」の特性についてです。
【金(ゴールド)】
■特色
*三原色の混色によってはできません |
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イメージ(+) | 才能、成功、高級、豊かさ、永遠、貴重、輝き、豪華 |
イメージ(-) | 成金、派手、傲慢 |
心情表現 | 特別なもの、豊かな気持ち、欲望、野望、自信、ステイタス |
象徴/連想 | 稲穂、金属、お金、ジパング、王様、金メダル、金閣寺、 |
相性のいい商品など | コイン、アクセサリー、高級装飾品、金具 |
注意 | 質感や光沢を含めた金属の色なので有彩色を混ぜ合わせてもできない特色になります。 |
金色は高価・高級の象徴で豊かさを表す色です。黄色や橙色が光り輝いた色とも捉えられるので、黄色のイメージを強くした効果があり存在感の強い特別な印象を与えます。
金色は3原色の混ぜ合わせでは再現できない色なので代用として黄土色系の配色やたいていはグラデーションを用いて表現します。
金が好きな人は自分に満足して幸せだと感じている傾向が強く、カリスマ性があり、目標が高く結果だけを求める指導者タイプで個人主義、成り上がり、ブランド志向の人が多いようです。
【銀(シルバー)】
■特色
*三原色の混色によってはできません |
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イメージ(+) | 知性、才能、協調性、高級 |
イメージ(-) | 冷たさ、二番手、無機質 |
心情表現 | 上品、都会的、洗練されたシャープな印象 |
象徴/連想 | スプーン、フォーク、銀歯、硬貨、雪原、銀幕、老人、殺菌 |
相性のいい商品など | アクセサリー、食器、金具、機械 |
注意 | 金と同様に質感や光沢を含めた金属の色なので有彩色を混ぜ合わせてもできない特色になります。 |
銀色は灰色と似たイメージ効果を持っていて特色でありながら他の色との協調性が高い色です。
白をより高級に表現するときなどにも使われ、銀色も3原色の混ぜ合わせでは再現できない色なので代用としてグレー系の配色やたいていはグラデーションを用いて表現します。アクセサリーや食器、銀歯、機械など私たちの生活の中には数多く浸透していますが、色の好みの中では印象の薄い色といえます。
シンプルで洗練されたイメージの反面、冷たく無機質な金属性のイメージも強く感じられます
銀が好きな人はクールな参謀タイプで判断能力が高く秘めたる自信を持ち合わせています。またヨーロッパ志向が強く紳士的で孤独を愛する寂しがり屋が多いようです。
特色は金色や銀色の他にも蛍光色などがありますが、通常の表現ではあまり用いることがありません。
高級感やインパクト、人目を惹く色ではありますが、使い方を間違えると派手なだけのイメージになってしまいがちなのでワンポイントで効果的に使うと引き立ちます。
それにしても金の延べ棒のベッドで夢心地・・・なんて夢のまた夢でしょうか(笑)