とうとう関東も梅雨入りしましたね。
紫陽花たちは様々な紫に色づき生き生きと輝き出しました。
私たち人間は毎日はっきりしない空模様で心が沈みがちですが、元気を失わないように黄色やピンクを上手に活かして生活に潤いを与えましょう。
今回から、色の組み合わせによるライフスタイルや心理的表現のお話です。
まずは、「ナチュラル」です。
ナチュラル | |
代表的な色の組み合わせ | ![]() |
イメージ | ・自然な
・素朴な ・健やかで馴染みやすい |
素材・パターン
など |
・無地
・草や木々がモチーフ ・麻、綿などの自然素材 ・土、レンガ、竹、籐などの質感 |
ターゲットと
なり得るテーマ |
・心身のリラックスや快適な環境を求める
・明るく親しみやすい感覚を |
ナチュラルは「ネーチャー」が語源となって生まれた単語であり、自然に形成された地上そのものを表現します。
飾り気や誇張がなく、自然であり天然で存在する色による表現がしっくりきます。
「ナチュラルな素材」「ナチュラルな生き方」「ナチュラルメーク」など自然派を掲げるライフスタイルや商品のパッケージなどを表現するのに最適です
また、音楽では、変化記号を取り消してもとの音に戻すための記号(♮)としても使われており、奇をてらった色使いやけばけばしい派手な色使いでの表現は向きません。
ベージュ、アイボリー系、黄緑系を中心にグラデーションでトーンに幅を持たせたり、やや濁色でまとまりのある配色を基本として構成します。